●胸の大きさは遺伝で決まる?
雑誌の特集などを見ますと大きさや形などで悩んでいる女性が多く見られます。胸が小さいのは遺伝であると言われておりますが決して一概にはそのようなことはありません。バストの小さなお母さんから豊かなバストを持った女性が生まれることもありますし、その逆もあります。又、姉が豊かなのに妹はそうでないということもあると思います。底の部分にあたる胸骨や胸筋は、多少は遺伝の影響を受ける可能性はありますが、それがすべての原因になることはありません。

小さい主要な原因のひとつに乳房組織の発育不良が上げられますが、これは遺伝とは関係ありません。バストには、乳を蓄えておく場所(腺小葉や腺胞)や、そこでできた乳汁を運ぶ乳管などの組織があり、これらの器官は線維細胞で覆われそれぞれの細胞や器官の間に脂肪がついています。そして、そこに血管がはりめぐらされ、栄養や酸素、ホルモンなどが常時供給されています。太っている女性のバストが大きく見えるのは、この脂肪層が厚いためです。引き締まったプロポーションをしている人でバストが大きいのは、脂肪層以外の組織(腺小葉・腺胞・乳管)が発達しているからです。


●バストを成長させるのは女性ホルモン
食事が不規則であったり偏っていたりすると乳房に十分な栄養が行かなくなり発育不良になることもあります。又、過度のストレスなどにより成長が止まることも考えられます。発育に重要なのが、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)です。思春期に大きくなるのは、この女性ホルモンの分泌が活発になるためです。しかし、この発育期に過酷な受験勉強やインスタント食品を多く食べたり、運動をほとんどしないようなアンバランスな生活を送りますと女性ホルモンの分泌が阻害されバストの成長が置き去りにされてしまいます。サイズアップしなかったのは、せっかくの成長期にそれを阻害してしまい成長しきれなかったかもしれません。

又、小さいと感じている人は、冷え性や貧血などの症状を抱えていることも多いです。さらに生理不順や生理痛なども。いずれも女性ホルモンとの関係の深い症状なのでホルモンバランスが崩れていることが考えられます。これは大きさと深い関係があるかもしれません。


●バストは、これからでも大きくなるの?
バストの悩みは何も中高校生だけのものではありません。『小さい』という悩みから、中高年の『タレている悩み』もあります。しかし、思春期に大きくならなかったからと言って、諦めるのは早いです。又、タレはじめたバストが、引力だから仕方ないというのも同じです。妊娠、授乳期に大きくなるのあれば、ホルモンバランスを整え正常なホルモンの分泌を促せばバストアップすることも夢ではありません。

バストアップの方法のポイントは、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)です。このホルモンは形を整え大きくします。健康的な生活や食事を気をつけることで、このホルモン分泌をきちんとケアすればハリのある理想的なバストを手に入れることができるかもしれません。


●女性ホルモンの働きを活性
男性とイチャイチャをすることによって、女性ホルモンの働きが活発になってきます。女性ホルモンをつかさどっているのは、脳の視床下部という部分で、主に2種類のホルモンが出ることによって、さまざまな副効果が現れます。


●2つのホルモンバランスが女性の美しさと輝きの決め手
男性とのイチャイチャによって満足のいくオルガズムに到達できるようになれば、より一層ホルモン活動が高まり、特に黄体ホルモン、エストロゲンのおかげで美肌効果や老化防止の効果も高まり、心も体もリフレッシュしてキレイになれると言われています。